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江戸時代からある保存食、長崎の郷土料理であり、片方のはさみだけが異常に大きくなる種をシオマネキという。甲羅が3センチほどの子ガニを生きたままつき砕き、塩、醤油、赤唐辛子等で調味して作る塩辛で、江戸時代、当時の藩主鍋島家が粗衣粗食を宗とした葉隠の精神から領民に強制的に食べさせていたものである。6,7月の繁殖期に干潟を埋め尽くすほどの雄が群がって、一斉に巨大なハサミを振って雌を誘う。動作が潮を招くようなのでその名がある。色は茶色で、甲羅の破片や脚が舌にさわり、焼けるようなピリ辛い味が特徴である。活きたカニをそのまま原料としているだけあって、香りと風味が良く、豊かな干潟の養分が全て凝縮されており、温かいご飯にのせ食べる。カルシウムや鉄分、ヨード、キトサンが豊富で、食欲増進や疲労回復によいとされる。中国産のものや違う種類のカニを使ったバッタモンも流通しているので必ずシオマネキを使用しているものを選ぶ。

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